気にしなければ「訳あり物件」も「お得な不動産」になる!?

妥協できればお得な買い物ができる可能性もあります。

東日本大震災を経験した日本では住宅を購入するのなら津波被害のない「高台」が人気となっていますが、高台は津波被害がないだけでなく、地域によっては海を見渡せたり、夜景を見る事ができたりといった事から人気のある場所となっていますが、そんな高台にも「訳あり物件」はあります。

高台のどんな場所にある物件が不動産の中で「訳あり物件」とされるのか紹介をします。
それは何と言っても住宅に繋がる道路によって「訳あり物件」とされてしまうのです。
どんな道路かと言いますと、車の通れない道の先にある住宅、あるいは車一台はなんとか通れるもののすれ違う幅がない狭い道路でその上、すれ違いの為のスペースもあまりないような道の先にある住宅です。
まず車の通れない先にある住宅の場合には、自家用車があったとしても、自宅下の駐車スペースを確保してそこに自動車を止めなければなりません。

都市部など自家用車がなくても生活に不便を感じないような地域でも、自宅に戻るには坂道を登らなくてはならないという事は体力的にもキツイ事になりますし、地方などでは自家用車がなくては仕事にも出かけられないという場所はたくさんありますので、そのような地域では朝晩、出勤帰宅のたびにその坂道を歩かなくてはなりません。
そしてそうした車の通れない道に限って、なだらかな坂道ではなく、急こう配に近いような上り坂になっている事も多いのです。

仕事で疲れた帰宅時、買い物をして荷物がたくさんある時など、そうした上り坂を登らなければならない住宅というのは、例え素晴らしい景色がそこから見えるとしても、その景観のためにその登り道を我慢する事はできますか?またすれ違う幅のない道、生活道路であるその道を利用するのはご近所の方々でしょう。
そうした人たちとすれ違うのですから、あまりムゲな態度をとる事はできません、お互いに気持ちよくすれ違うためには退避スペースに近い方の車両が後退をするしかありません。
それが毎日の日課となってしまうような事では、接触事故も懸念をされますし、ストレスも感じてしまうでしょう。

そのような理由からこうした住宅に繋がる道路に難のある物件は不動産の中では「訳あり物件」とされてしまっています。
やはり同じ高台に住むのならば、そうした「訳あり物件」よりは価格は高くなってしまいますが、交通の便のよい場所にある不動産を選ぶという人が多いのではないでしょうか。
それでも「訳あり物件」ならではの価格の安さ、またはそこから見える景観に惚れ込んで「ここしかない」と思う方にとっては「良い物件」となるのでしょう。