一見何の問題もなさそうな不動産なのに、人気がないのはなぜなのか。

気にする人もいる「丁字路口」て何?

お住まいの地域の中に長い期間更地のままで「売地」という看板が立っている土地はあませんか?どこの地域にもなかなか売れない土地というものがあるものです。
敷地面積もまあまあ、住環境としても隣地などでは長らく住居を構えいる人がいるくらいなので特に問題はない、日当たりも充分という土地なのになかなか売却がされない土地、そうした不動産にはそれなりの訳があり、その訳があるからこそそうした不動産は「訳あり物件」とされてしまうのです。

この場合の訳とはなにか、それはその土地の場所にあると考えられます。
中国など風水をとても大切にする地域などでは、住宅を購入する場所も、その上に建築をする住居に関しても、そして住居内の内装にしても、風水的にどうかという事を気にしています。
その為にあるビルなどは、建物の真ん中を空洞にして空気の流れを通す造りになっていたり、建物の形を縁起のよい竜の形になぞらえたりしているのです。

日本でも住宅を建てる時には家相を考えてその間取りを考えますが、住宅を建てる前段階としてその土地のある場所というものを気にする人がいます。
その代表的な場所が、不動産用語で「丁字路口」と言われる場所で、一般的にはT字と呼ばれる場所のそのTの字の突き当りにあたる場所です。
なぜこのT字の突き当りの場所が風水では疎遠をされるのか、それはT字の下からくる悪い空気が当たる場所だからと言われています。
この時、どうして空気が悪いとなっていて、良い気が流れ込むとされないのかと思ってしまう人もいるかも知れませんが、風水では「悪い気」とされています。

また風水ではなく、伝承としても「訳あり物件」とされているのが、このT字路の突き当りの場所になります。
この時は悪いのは「気」ではなく、「矢」が突き刺さる場所とされています。
矢が放たれるとまっすぐな道を通り抜けて、その突き当りにある場所に刺さる、家相的に良くないとされて敬遠をされる場合もあります。

これは戦が行われていた時代を思い起こしてみれば、あながち迷信という訳でもなさそうな理由だと言えるでしょう。
れは鉄砲が伝わる前、伝わった以降でも戦の武器には弓矢が使われていましたので、そうした弓矢の被害を受けやすいのはやはりT字路の突き当りのような場所だったと考えられるからです。

また台風などの自然災害を見た時にも、T字路の突き当りのような場所は突風がそのまま当たる場所となってしまう場合が多いですので、隣家と比べても被害が大きくなる可能性もあります。
このような理由が広く知られている為に、「丁字路口」は良くない場所とされ不動産の中でも「訳あり物件」されてしまう場合が多いのです。